長女は損?「きょうだいの役割分担」をポジティブに変える工夫

長女は損?きょうだいの役割分担をポジティブに変える考え方の文字に背景がピンク色で女の人が考えているイラストが描かれた画像 50代からの健康・セルフケア

こんにちは。Anne(あん)です。

私は二人きょうだいの長子です。下に妹がいます。

お互いに家庭を持ち、忙しい時期は実家で顔を合わせる程度でした。

でも、父が亡くなり、母のサポートが必要な場面が様々あります。

必然的にきょうだいで話し合う機会も増え、妹との関係が「密」になってきました。

そこで直面するのが、家族間での「役割分担」という、ちょっとしたモヤモヤです。

モヤモヤはあって当然。でも、もめたくはないし。

単に我慢するのではなく、楽になる方法があればいいですよね。

そこで、私が実践しているちょっとした工夫をご紹介します。

「長女だから?」自然と回ってくる段取り役

高齢の母は、少し移動も不自由になってきています。

それでもサポートがあれば行動範囲も広がるので、旅行や観劇に一緒に行くことも。

母が行きたい場所を提案するだけ。あとはお任せというスタンスです。まあ、これは仕方ない。

私以上に好みがはっきりしている妹も、「行く!」となれば、もちろん母は大喜びです。

そして、自然な流れでコース設定や予約、チケットの手配を引き受けるのは私の役割になります。

「長女って、いつも損な役回りなのかな……」と、つい溜息が出てしまうこともありました。

揉めないための家族マネジメント・3つのルール

そこで、私は仕事の経験や、メンタルヘルスの観点も取り入れて、調整役に徹することにしています。調整をスムーズにするための自分流のルールは主に3つ。

あえて「グループLINEを作らない」情報の交通整理

「一対一」の連絡ルートに絞る

あえて3人のグループLINEは作っていません。

母と私で完結。妹と私で完結。

母と妹は最小限の連絡で済むよう、私が情報のハブ(中継点)としての役割を担っています。

非効率のように思われるかもしれませんが、私が「調整役」となって情報を集約することで、本音が出しやすくなり、調整後の結果への納得感も得やすくなります。

こうして、3人が一度に本音を出しすぎて感情的にもめるリスクを最小限に抑えています。

「母の主体性」を尊重しつつ、無理のないプランで

基本は「自分でできることは自分で」。

でも、一人では難しい外出や旅行に行きたいという願いも、家族としてできるだけかなえたい。

そんな時は、まず母に「行きたい場所・日数・予算」をヒアリング。

母の希望を細かく聞き、情報を整理して大まかなプランをまとめます。

この段階で、母の体調や、サポートする私たちに無理のないプランにしておくことがポイントです。

  • 移動時の交通手段 車の場合でも、長時間移動はNGです。駅や空港など施設に車いすの用意はあるのか、バリアフリー仕様になっているのかなど、細かく確認します。
  • 日程と滞在場所 旅行の場合、1泊2日だと移動が少ない近場で。2泊3日なら同じ宿に連泊する方が体に負担がないので、滞在先の近くで非日常が味わえる場所が複数あればベスト。
  • 混雑を避けた時間帯 動作がゆっくりなので、日帰りの外出時は混雑した時間帯をできるだけ避けます。観劇の場合は、昼間の公演を選び、帰宅後ゆっくりできるようにします。

おおまかなプランがまとまり、「一対一」ルートでの合意ができれば、次は日程調整です。

一対一から「3ステップの日程調整」

ここでも、まずは「一対一」ルートで調整します。

  • 母のNG日を聞いて候補を絞る。
  • 私と妹の予定をすり合わせ、2つほどの候補日に絞り込む。
  • 旅行の場合は、「宿の空き状況」を最優先の決定打にして、私が最終決定し、それぞれに連絡。

家族の行事は、どうしても誰が仕切るのか、もめてしまいがちです。

そこで、仕事の計画調整のように「優先順位」と「仕組み化」することで、余計なストレスなく当日を迎えられるようになります。

旅を形にする「しおり」と「フォトブック」

母は、何度も「あれはどうだった?」と聞いてくることがあるので、アナログな情報伝達が有効です。

そこで、調整役プラスアルファでしていることがあります。

  • 「旅のしおり」の作成
    少し遠出をするときは、私が「旅のしおり」を作成します。行程表があるだけで、母も妹も当日のイメージが湧き、集合時間や移動手段、宿泊場所等の確認になります。
旅のしおりに旅先の写真や、行程、買物リスト、持ち物チェックリストが入った画像
  • 「思い出」をひと手間かけて、アナログに変換
    旅行後は、スマホで撮った写真をそのままにせず、一工夫。母はやはりアナログ派なので、カメラ店のサービスを利用して、写真を一冊の「フォトブック」に製本してプレゼントしています。

スマホの画面越しではなく、手に取ってページをめくる喜び。その一冊が、母にとっては旅行の後も長く楽しめる「最高の宝物」になるようです。

おわりに:見方を変えて楽しむことと仕組み化

仕事だと思えば、何てことはない段取り事ですが、家族間だとつい「損だ」とか、「私ばかり」と思いがち。

かつて私が仕事で忙しかった時期、実家のこまごましたことは、妹が引き受けてくれていました。

今は、母の送迎をはじめ、外出の段取りがスムーズに進められるよう、細やかな気遣いで母と私をサポートしてくれます。

まさに「お互い様」ですね。

最近は、ふらっと妹と二人でランチにでかけ、愚痴を言い合える時間もできました。

友達とはまた違う、同性きょうだいならではの距離感です。

「少し面倒なこと」も、見方を変えると「みんなが楽しく過ごせる」ならプラマイゼロです。

ちょっと見方を変えてみること、調整を仕事のように仕組み化することは、心穏やかに暮らすための大事な知恵かもしれません。

みなさんは、家族関係をスムーズにするためにどんな工夫をされていますか?

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